2010年3月30日火曜日

レーシックを受けてみることにしてみた = 検査編

一昨日の夜、洗濯物を干していたら、物干しの棒にメガネを引っ掛けてしまいメガネが落下。

「パシッ」
{うげっ!! やっちまった}

私は、そこそこ近視の度が強く(視力0.05程度)、レンズの大きいフレームが好みなので、屈折率の高く薄いタイプのレンズを使っている。また、扱いが雑なので傷に強いガラスのレンズを使っているので、作り直すと結構な値段になってしまう。
さらに、通常の人の3倍以上(きっと)ものを良く落とす。皿やコップもかみさんの10倍は破壊する(事実)。もちろん、メガネ落下破損も初めてではない。

{むー、これは痛い出費だ・・・。 ん、待てよ、これからもメガネを破壊し続ける位なら、あれやっちまうか。 これは、チャンスだ。 というよりもお告げだなこりゃ。}

というわけで、レーシック受けてみることに決めました。身の回りでも少しやったという話が出てきているのと、3年前に姉が受けていまだに問題が無いというので、気にはなっていたが、踏ん切りがつかなかったのだ。

で、決めたのが、品川近視クリニック。症例数世界トップクラスというメジャーな病院で、矯正手術の専門病院。それで、勤務先にも近いのでここにすることに。

早速、行ってみる。場所はなんと有楽町の駅前 ITOCiA の13~15階。
{うわー、一等地だよ。儲かってんなー。}
のぼってみると、予想通りのきれいなフロアで、大きな受付の中におねえちゃんがたくさんいる。
受付を済まし、最初の待合室に行く、きれいでとてもひろく、大きな窓からの景色がすばらしい。
ビル好きの私には、たまらない。
月曜日の午前中なのですいているとのことだったが、休日はかなりこむようだ。この待合室一杯の人がみんな手術を受けるとは本当にすごい。

名前を呼ばれて、隣のエリアに移動すると、これまた大きなエリアに検査機器がこれでもかというくらい並んでいる。そこで何十人という人が次から次へと「同時に」検査を受けて流れていく。
もはやSFである。
そこで、6種類くらいの機器で様々な検査を受ける。それが終わると、「C」が並んでいる古典的な視力検査盤で視力の測定をする。これの数も半端ではなく、急いで数えたところ30個くらいあった。ここでも、大量の検査技師と患者が検査を行っている。
それが終わり隣のエリアに移動すると、今度は暗室に機器がずらり並び光っている。
その雰囲気たるやもう私の表現能力(ほとんどないが)を完全に凌駕している。
{うう、これは、本当に機械の身体にされてしまうんじゃないだろうか。}

そこでの検査終わり、次へ行くと、2個目の待合室があるのだが、もうそこからは普通の世界。逆に普通すぎて、怖くなってくる。
次の検査に必要な薬が効いてくるまでそこで待たされるのだが、ここではご説明の名のもとに、ランクが上の高い手術が如何にすばらしいかという話を聞かされる。
その話のあとに、どの手術にするか聞かれるのだが、一緒に聞いた私以外の人は最高級の手術を選んでいた。ランクが下のをえらんだのは私だけだった。

次の検査は、ベッドに寝転んで、細い何かでおにいさんが眼球をつんつん突っついて、しらべるもの。軽い麻酔目薬を垂らした後にするので全く痛くないのだが、これはかなり怖かった。

これも終わると、さらに第3の待合室に行く、ここはさらに普通の空間で、テレビで普通の番組を流している。ここには、医師がいる部屋の扉がたくさんあり、呼ばれると中で今までの検査の結果をふまえて医師の診察が行われる。

私が入った部屋の医師は、なぜか少しノリの軽い感じの女医さんでおもしろかった。
どうやら私の目は、強い近視なとこ以外は非常に健康とのことだった(本当はかなりの鳥目なのだが、今回の手術とは関係ないのでいいのだろう)。
ひとつ面白かったのが、私の目は日本人の平均よりも角膜が厚いそうだ。通常520μmから530μmのところが、580μmを超えているらしい。角膜があまり薄いとレーシックにはむいてないのだが、先生いわく

「角膜が厚いので、万が一手術がうまくいかなくても再調整しやすいです。」
{おいおい。それは勘弁してよね・・・}
この先生、身近にいたら友達になれたかもしれない。

というわけで、検査終了。手術の予約を取ってきました。次回は手術編です。

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